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Dance allows myself being empty
by emptybody
すぎる

一匹の虫が通り過ぎたからだという
不思議な秋のはじまり

蝶の標本のようには
恋を今につなぎとめることは
できない

体液をなめあうと同時に
甘く傷つけあいはじめる

愛しすぎる癖

限界まで傷つけあい
皮膚を一枚脱ぎ捨てる

脱皮した後の関係にも
ふさわしい呼び名はなく

膜を溶かすには
愛のようなものだけでは足りず
罵倒し
泣き叫び
後悔し

ゆきすぎる
こえてゆく

突き抜けた冬空から
春の気配が にじみはじめる頃
すべてをゆるす

02-04-11
立春の夜に
by emptybody | 2011-02-04 23:23 | ひびのたび
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